■兵〜つはもの〜プロジェクトとは

会議風景

時間や情報が飛び交う世の中で、自分を見つめなおす機会が減ってしまい「やりたい事がわからない」「とりあえず学校(会社)に行っている」などの言葉が増えてきたような気がします。
自分という在り方がわからず、ただ漠然と過ぎ去ってゆく日々の中「夢」「志」、または言葉に出来ない言葉や感情や思想がいくつも忘れ去られているでしょう。

これらは、実は「芸術」という手段で表現できるものではないでしょうか。絵画や造形、または音楽など、表現の方法は無限大です。
しかし、近年の日本は芸術分野の予算削減や、美術教育の不要性から見ても「無駄なもの」という認識に変わりつつあります。
また、「芸術文化」に対する国の予算は世界的にとても低い傾向にあります。

「芸術文化」は、見た人々に何らかの「感動」を与えるもの。人々の心を支える役割にもなり得ます。「芸術」の衰退は、人々の心も衰退させてしまうと言えます。
そんな今だからこそ、「芸術」を通し表現する事の楽しさを知ってもらい、創造性豊かな日本をつくりたい、と言う思いを込めたイベントを企画しました。

より多くの人達に「アート」というものを知ってもらいたい、という思いから今年は人々の関心の高い「歴史」をテーマにおいています。
その中でも、より個性的で表現力の強い兜や甲冑が生まれた時代である「戦国」をテーマにします。

■イベント概要

自分を見つめなおすきっかけとなるアートイベントを開催。
今年度は、まず自分を見つめなおすきっかけづくりとして1つの「テーマ」を構築し、イベントを開催。
今多くの人から大河ドラマやゲームなどで関心を集めている分野であると同時に「志」を持ち、確固たる「自分」を持っていた「戦国時代」をテーマにアートイベントを開催します。
イベントには京都を中心に企業への協賛を募り、学生だけではなく、京都中を巻き込んだアートイベントとして考えています。


活動内容

■主催 京都造形芸術大学 プロジェクトセンター

兵〜つはもの〜プロジェクト

■開催期間  2011年11月12日(土)〜20日(日)

■会場     京都市木屋町 元立誠小学校

■主なイベント内容

  • 公募展覧会(常設展) …自分と向き合い制作された作品を公募して作品展
  • ワークショップ1(体験型ワークショップ) …実際に「自分」を表現する
  • ワークショップ2(企業と連携してものをつくる)
  • トークショー(企業の方と一緒に作ったもののコンセプト説明や社会にとってアートの必要性などを話す)
  • コンセプトシート販売(公募展覧会の作品の写真とコンセプトをポストカードにしたものを販売)
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